ひとつの決断
今日、朝 一緒に仕事しているNにある決意を話した。
ここ数年、長野県の行動援護従業者養成研修をみんなの協力を得ながら続けて来る中で、講師であったりインストラクターとしてやってきた。
今となっては、当たり前のように行われている研修。
でも、この行動援護研修、実はある特定にサービスに対しての考え方ではなく、もっと広いサービスの中で必要な考え方で、そもそもの目的として障害に関わるすべての人が必須の研修にしたかった。
それが、今回実現することになり、国の研修として「強度行動障害者への対応」という形で研修が必須になろうとしている。
当然、この研修になるにあたり、自分たちがチームとしてやってきた内容をさらにブラッシュアップしたものが国の研修としてスタートすることになっている。
その中で、自分たちが行なっている県内の研修も一つの節目になる。
そして、まず最初の国の研修はどうも県から推薦された者が受講する形になるらしい。
当然の流れでいけば、自分は対象になる。いや、してもらいたいと思っている。
しかし、そこで色々考え一つの答えを出した。
今、この行動援護研修以外は、ある一つの集まりが中心となり長野県の研修が運営されている。
そこに反抗するわけではないが、自分はそこに交わる事なくある意味独自に範囲を広げ今は、長野県内2箇所の事業所の協力のもと長野県内の研修をカバーしているまでになっている。
しかし、今までは行動援護というサービスに特化したものであり、またこれはサービス管理責任者という立場の方には交わることのない研修だったので、なにも問題はなかった。
今度、この強度行動障害の研修は、この研修を受講した上でサービス管理責任者の研修を受講する流れになっていく。
そう、言ってしまえば一番最初にこの研修を受けたものが様々な分野の責任者であったり現場に出て行くことになってく。
そうなると、今まで交わらずに来ていた研修とどうしても交わらなければならなくなる。
色々考え、自分は長野県の推薦が必要ならば、今までの県のやり方だと公募をした中からふさわしい人を推薦しているが、今回はそうではなく、県から受講してほしいメンバーを選抜してほしいと伝えてほしいと、Nに相談をした。
Nは、現在 県の人材育成部会という研修などを執り行う県の自立支援協議会の部会のメンバーなので。
これで、自分が選ばれなければそれはそれとして受け止めるつもりでいる。
もし、選ばれなければ当然悔しい結果だが、それは仕方ないと思う。