辛くなる思い。
ちょっと前に、自宅の近くに住んでいて、今でも時々交流のある利用者の家に訪問してきました。
色々と思う所がありますが、なかなか厳しい現状にどうしたらいいのか悩みます。
何が一番悩ましいかというと「本人とのコミュニケーション」を誰も取ろうとしないこと。。。
少し前は、それが当たり前だと思っていたことではあるのですが、今 自分自身色々と勉強したり体験したりしている中で感じるのは、重度な障害を持つ人は、本当に今を望んでいるのか?ということ。
「いつもなら、ここに座ってご飯食べるのに、今日は違うね。きっと、うれしいんだよ。」
そんなのんびりした言葉に、昔は「おおそうなんだ」と自分も嬉しくなっていました。
でも、本当にそうなのかな?
「家から出て言っちゃうから、最近は仕方なく鍵つけてさ〜。大変だよ。」
「どうしても家より外がいいっていうんだもん、悲しくなっちゃうよ。」
そんな相談を受けて、数ヶ月前に「じゃあ、少しづつコミュニケーションをとれるように、時間はかかるかもしれないけど、カードなんかを使って探って行きましょうよ。」と、提案をさせてもらった。
「そうだよね。この子だって気持ちを表現できたらどんなにいいか。」
そんな反応があって、嬉しかった。
でも、数ヶ月経った今、忙しい・時間がないを理由になかなか実現されていない。
「それでも少しはやってみたんだよ。でも、時間がなかったりして、できてないけど、やっぱりだめだよ。気持ちが外なんだもん。」
つらいですね。
時間がかかることはやりたくないんでしょうね。
今困っているから、すぐできる事が必要なんだな。
先日行われた支援会議で、サービスが減らされてしまったそうです。
それもどうかと思いますが…。
でも、これは仕方のないことなのかもしれない。
一緒にがんばろうという意思が見えなければ、サービス提供側だって言いなりになるつもりはないのだから。
でも、サービス提供側も同じように何もやらない。
本人の意思を無視して、毎日が過ぎていきます。
彼は、自分が感じるに自分をアピールして、存在を訴えているだんと思います。
なんとかしてあげたいな。
でも、自分はもう彼が生活するエリアで仕事をしていないし、その件だけでシャシャリでるつもりはない…。
相談支援に任せたいところだけど、担当の相談支援はちょっと頼りない。
ちゃんと、その辺に関われる支援員いないかな。