ジェネレーションギャップ

昔、諸先輩たちを尊敬しながらも、そのとおりになっていない現実を目の当たりにした時に思ったこと。

 

「言っていることとやっていることが違う」

 

昔は、この言っている立場だったので理不尽さとかやりきれなさで悩んだことがある。

この間、ある後輩という立場の人間が言っているということを人づてに聞いて実はショックを受けていたことがある。

普通ならショックとも思わないのかもしれないが、信頼して成長を楽しみに見守っている人間だっただけにひとしおだった。

でも、ふとそのことが吹っ切れた瞬間に思ったのが…。

あれ?自分たちも昔同じ事を思ったなぁと。

そう、それはおそらく時代の移り変わりの中で起こる当たり前の事なのかもしれない。

本来ならば、「リスペクト」されるべきと思う人も多いと思うが、自分はそうは思わない。

やはり時代で考え方も違うし関わり方も違う。

全員が同じで、同じ考えということを自分は嫌っている。

ということは、これは成長の証なんだなとうれしく思えるようになってきた。

 

そして、それを踏まえて今度は後輩をどうささえていくのか?というところを考えてみた。

 

出てくる新芽や枝を間違った方向に這わせてはいけないということだ。

正しい方向に誘引していく役割になったんだと実感。

そして、目の前に立ちはだかる誘惑を排除し、純粋に壁にぶつかった時に自分の答えを出せるようにしてあげること。

成長を妨げる余計な芽を摘み取って上げること。

 

そうすることにより、根からの栄養が正しい力になり、壁に立ち向かうことができていくんだと信じたい。

もしかしたら、自分たちも先代達にそうやってもらっていたんだと思う。

でも、それをアピールする必要はない。

いつかきっと気づくのだから。