轟天号をおいかけて

「究極超人あ~る」という漫画をご存知だろうか?
パトレイバーや今は鉄腕バーディーという漫画を描いている昔からの漫画家「ゆうきまさみ」さんの名作だったりします。

ちょうど自分が中学ぐらいのころにこの「究極超人あ~る」は連載されていて、その後OVA(オリジナルビデオアニメ)にもなった。

そのマンガの中でもしばしば長野県の飯島町にある「田切」という駅近辺にあると設定されている「山田さん温泉」が出てきており、このマンガのファンなどにとってこの地域は聖地とも言われている(らしい)

自分は、そこまでコアなファンではないので、ただ好きってだけだったりもするのだけど、この度 伊那市駅が誕生100周年という区切りのある年に伊那市観光協会の有志がこの漫画のOVAでクライマックスのシーンを再現してみよう。というとっても緩いイベントが開催された。

 OVAでは、主人公の「R・田中一郎」くんの所属している光画部(写真部的なところ)を敵対視している西園寺という女の子(大富豪)が、光画部を陥れようと計画したスタンプラリーがこの地域を走っている飯田線を舞台に繰り広げられる。
そして、最後飯田線がゴールの時間までにつく電車がなくなったとき、Rくんの所有している自転車に10人乗って、田切から伊那市駅横の西園寺ツーリストを残り1時間以内に走りたどり着くというシナリオに沿って、このたび自転車レースが開催された。

今回もルートは田切駅スタートして伊那市駅までおよそ20km。

今回の参加者は、翌日の新聞で知ったのですが80名。

これが、グループに分かれて時間差スタートして、ルートは自由だけど1時間後にゴールをするという、なんとも緩いイベント。

今回、40という年齢にもなりある意味 節目として、参加してみました。

 

イベント参加者は、アニメ好きからサイクリング好きまで…80名ったら結構な参加者層でしたよ。

 

でも、とても楽しいイベントで途中自分が参加した自転車は折り畳みの自転車だったので、心配でしたが何人もいてちょっと安心。

時間通りにスタートして、自分は10分早めの16:50にスタートして18:00伊那市駅を目指します。

最初、下調べしておいた道を行く予定だったんですが…。
なんとなく集団に飲み込まれてしまい結局無難なルートで…。
それでも、1時間では田切伊那市駅はかなりキツイ。 

でも、なんとか完走してきました。
いや〜でも気持ちが良いツーリングでした。

競争ではないので、みんなで声をかけながらゴールを目指すなんて面白いことも。

最後はバンザイして終わりましたが、駅や道場と田の人が最後までバンザイだったようです。

帰りに、どうしてもこっちに来たら立ち寄りたいお蕎麦屋でソースカツ丼を食べ。
温泉に入り帰って来ました。

ママチャリ耐久も楽しいけど、こんなゆる〜い感じのレースも時々いいですね。
次がいつなのか、ちょっと楽しみにしています。