訃報・・・

今日、朝出勤したらTELが鳴りました。
『こんな時って、あまりいい報告じゃないんだよな… 』そんな予感は的中。

 

2年前まで相談支援と身体介護で関わっていたNさんが、突然お亡くなりになったそうです。
原因は、クモ膜下出血だそうで、家族が気づいた時は時すでに遅く…
間に合わなかったそうです。
Nさんは、4年前に突然腰の痛みが発生してから、しばらく寝たきりの状態でした。
病院から出てきて、何もできないという家庭に相談支援と身体介護が入って、訪問入浴ができるようになるまでは、自分たちが身体介護で清拭や洗髪、時には介助浴槽がある温泉に行って入浴介助もしたことがありました。

そのころの自分たちの事業所は、どちらかというと預かりや体力系のサービスがほとんどだったので、はじめてホームヘルプらしいサービスでした。

ベット上での洗髪のやり方、ケリーパッドを作ってみたり、シャンプーボトルを工夫してみたり…。
そして、自宅内での歩行練習などなど。

ほんと、色々なことを勉強させてもらった支援でした。

 

そして、1年後にはなんとか杖を使えば歩けるぐらいにまで復帰して、最後通っていた作業所に行く事になり、生活が落ち着いたところで支援を終了し、相談支援も一旦終了ということになった方で、事業所としてもはじめて支援をいい方向で終了することができた人でもありました。

 

それからというもの、時々お茶を飲みに行って話をする程度の付き合いだったのですが、常に来にはかけていた存在でした。

しかし…。

こんな形でお別れをすることになるとは、夢にも思っていませんでした。

今でも、家に行けば笑うとシワでくちゃくちゃになるあの笑顔で迎えてくれそうな気がしてなりません。

でも、歩いたり着替えたり…大変なことが多かったから、これからは少し楽になるかな。

これからは、私達を空の上から見守っていて欲しいと思います。

 

安らかに。